春のかりおとし

2021春のかりおとし作業風景

 今年もこの季節がやってまいりました。茶葉のかりおとしの作業が,当地,愛知県岡崎市額田地区の茶畑でも始まっています。
2021春のかりおとし作業風景

 かりおとしは,かりならしともいわれ,春の陽光を浴びて茶樹が元気よく芽吹くための準備作業です。昨秋から残っている古い茶葉をある程度刈り取ることで,茶樹の奥の方にも太陽の光がよく届くようになり,元気な茶葉が育ってくれるようにします。

かりならした茶畑の風景

 かりならした茶畑は,ついでに草かりも行います。宮ザキ園の茶畑では化学肥料や農薬を使わずにチャの木を育てています。ですので,毎年春から夏は,茶畑の世話といえば雑草対策。暖かくなってきたので草の伸びも早く,もうすでに地面の土が見えにくくなっていますが,これは早めにかりならした畑。

 今年は霜害もなく,順調に作業が進んでいます。朝晩は中山間地らしく冷え込みますが,日中のひなたは,そろそろ作業で汗が滲んでくるかな,というくらいまで気温が上がるようになりました。もっとも,そうなってくると,茶摘みの季節も繰り上がってくる可能性があります。昨年もそうでしたが,以前より2週間位前倒しでお茶づくりが進みそうです。地球温暖化の影響は,都市部の気温上昇や島嶼地域の水没懸念だけでなく,こちらのような中山間地の農業でも超大型台風による風水害,土砂災害の危険が増したり,平均気温が上がることで害虫が発生しやすくなる可能性があり,身近な問題として今までと同じような持続可能なお茶づくりがいつもとおなじように続けられるのか,とても心配です。

宮ザキ園「一匙(ひとさじ)」の抹茶ぜんざい

 この写真は,宮ザキ園の茶寮「一匙(ひとさじ)」で出している抹茶ぜんざい。韓国風の金属製の箸と組み合わせてみました。石臼で挽いた宮ザキ園の茶葉でつくった抹茶は,苦味がほとんどなく,個性が強いです。心配ばかりしていても,日は確実に暮れ,明日もまた必ずやってくる。明日に備えて,いろんな人と夜は作戦会議もやっています。一昨晩は,名古屋や豊川,岡崎からいらっしゃったお客様と,宮ザキ園のことだけでなく,額田地区の将来のことや,今年のこれからの取組みのことなどを遅くまで話しあいましたので,まずはこちらから試していただきました。

ほうじ茶を炒る宮ザキ園6代目

 そしてせっかくなので,目の前でほうじ茶を炒れてその場でほうじ茶づくりもみていただき,ほうじ茶をお出しして…。

スパークリングほうじ茶をいれる宮ザキ園6代目

 そして,大変ご好評いただいている,宮ザキ園のスパークリングティー,炭酸ほうじ茶もお出ししてみました。炭酸入りのお茶は,日本でもまだまだ珍しく,お見せするととてもおどろかれます。6代目篤志がアルコールを飲めないこともあり,お酒の場でも下戸が気兼ねなく飲める飲み物をと,開発したものです。たまたまこの晩はお酒を飲めない・飲まない人が多かったので,ちょうどよかったです。

 宮ザキ園・一匙(ひとさじ)は今シーズンもいろいろな新しい挑戦をしていきます。そのうちのひとつは,このページに掲載した上記の写真にも写っています。皆様お気が付きになりましたか?なんだろうと思われた方は,宮ザキ園・一匙(ひとさじ)までお越しくださり,直接ご覧になってください。皆様のご感想を楽しみにしております。

ここで買えます・楽しめます

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