今年も無事に有機JAS認証の検査が終了しました

宮ザキ園は,煎茶やわ紅茶,ほうじ茶などお茶の加工について,2017年9月にJASの有機認証を取得しました。また,海外からの引き合いが多くなってきたこともあり,今年は抹茶の加工についても有機認証を追加申請しました。

今回,検査があり,この一年で一番のプレッシャーでしたが,無事,追加認証と従来認証の継続となりました。

これまでニューヨークやマレーシア,ロンドンなど各地で日本茶の展示・試飲・販売イベントを重ねてきましたが,やはり海外では有機食品の評価が非常に高いことを実感しています。商談のたびに,これはOrganicかと聞かれます。加えて最近あった,中東からの新たな引き合いでも有機であることが取引の条件だとのことで,石臼でひく宮ザキ園の抹茶についても有機認証を追加申請しました。有機認証の申請にあたっては,新たに開拓できそうな海外市場の販路開拓戦略の一環としての取り組みということで,6次産業化プランナーさんの派遣を受け,支援していただきました。関係者の皆様,ありがとうございます。

宮ザキ園としては中山間地という厳しい条件を逆に活かせ,これまで長らくとりくんできた有機栽培,有機茶加工を海外にもきちんとアピールできるよう,有機JASの認証を栽培・加工とも取得しています。栽培・加工の両方の認証を取得していることで,一括表示に有機茶や有機栽培茶葉という言葉を表示できる他,パッケージ等にOrganic,有機,無農薬などとうたえます。

でも,いちばん大切なのは,おいしいお茶なのだということです。加えて,安心・安全。

People make juice and God makes tea

2018年を迎えて

2018年元旦お正月の華やいだ気分もそろそろ脇に置き,新たな始動の季節となりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は,宮ザキ園を支えて下さった皆様に恩返しできるよう,精一杯努力していきたいと思います。本年も宜しくお願い致します。写真は,宮ザキ園のおせちです。自家製黒豆をおともに,お茶をいただいています。


年末,当地旧額田・宮ザキ地区は,時折茶畑に雪の積もる寒い季節となりましたが,無農薬で育てる茶畑にとって,雪は春以降の虫の発生を抑える貴重な自然の恵みです。という意味では,幸が降ったともいえますね。

雪の積もった宮ザキ園の有機茶畑

昨年の宮ザキ園は販路開拓の為,各地の催し物への出店や展示商談会への参加,新規のイベントの企画など,何だかバタバタ走り回っていた一年でした。ことに宮ザキ園肝いりの新規イベント「満月茶会」は天候に悩まされ,何度も延期して皆様にご迷惑をおかけしました。

マレーシア・プロジェクト

一昨年から企画・準備が始まったマレーシアで販売するお茶商品の開発。日本式の緑茶やほうじ茶の魅力をどう伝えるか,マレーシアのデザイナーの方や大勢の輸出支援関係者の方々の協力を得て,無事,昨年2月,クアラルンプールでの試飲販売を行うことができました。

マレーシア・クアラルンプールにて

 


おかざきすぐれモノ体験隊

2017おかざきすぐれモノ体験隊ちらし春になると,岡崎の活性化本部との協力で,茶摘みなどの体験プログラムの企画・準備が始まりました。これは秋まで続いた長丁場のプログラムで,ご近所のcafe 柚子木さんとの協力で実現できました。

この体験隊イベントにはオカザえもんにきてもらったりして大いに盛り上がりました。

 


名古屋・星ヶ丘三越へのイベント出店

201704 星ヶ丘三越出店4月は名古屋の有力百貨店,星ヶ丘三越に出店させていただき,ホシミツ美味セレクションの一部として,宮ザキ園のお茶をご紹介いたしました。新茶の刈り取りの直前でやりくりが大変でしたが,家族やスタッフのおかげで無事,こなすことができました。


茶摘み・就農希望者・農業ボランティア

2017年5月茶摘み宮ザキ地区は,人口が減少する典型的な中山間地です。宮ザキ園は家族を中心にがんばってきましたが,ことに若い人が周囲に少なくなり,離農も多くなっていてとても危機感を感じていました。

2017年茶摘みの準備でも,ここ数年,確かな変化を感じています。以前からこの地区に住んでいる人たちとの共同作業だけでなく,ここのところ,多くの農業ボランティアや就農希望者の受入れをするようになりました。外からも注目が集まり,輪が広がりつつあることに心強さをおぼえます。

西武・岡崎 うまいもの会

201707岡崎・西武うまいもの会名古屋だけでなく,地元の百貨店さんにもお世話になりました。梅雨の時期,西武・岡崎のうまいもの会に出店させていただき,ほうじ茶詰め放題など,楽しみながら販売させていただきました。地元ですので大勢の知人・友人・関係者の方々が訪ねてくださり,心温まるイベントでした。

有機JAS認証取得

2017年09月12日,JAS有機加工食品(茶)の認定を受けました。今年は,お茶の加工についても有機JASの認証申請を準備し,秋には無事,認証を受け,再び公に有機栽培,有機茶を生産・製造・販売しているとうたえるようになりました。やっていることは以前と変わらないのですが(シールの管理や貼付けが増えましたが!),やはり第三者からそれを認めてもらっていることはアピール力になります。海外販路開拓でも国内販売でも,オーガニックということばに注目が集まることが増え,手ごたえを感じています。

イギリス・ロンドンでの試飲販売

2017年12月訪英,茶の試飲販売これま宮ザキ園は,香港,ニューヨーク,マレーシアと,世界各地の大都市で日本茶の魅力を紹介してきましたが,2017年のしめくくりは紅茶の本場,イギリス・ロンドンでした。わ紅茶やほうじ茶,緑茶を持ち込み,「和」の魅力を発信するだけでなく,どうすれば世界に通用する茶園となれるかを探求する試みでもありました。

その他,ここに書ききれない,いろいろな取り組みや,皆様にお世話になったことがありました。家族の支え,関係者の皆様のご支援・ご協力があって,無事,1年を終えることができました。ありがとうございます。

2017年 在名古屋各国大使・領事へのプレゼン建築途中の満月茶会ステージ2017年5月茶の刈り取りバターケーキ抹茶 宮ザキ園と「バターケーキの店 のもと」さんの共同開発商品です。

20170918紅茶フェス会場

20170918紅茶フェス店頭その2

くらがり感謝祭2017ちらし

感謝祭2017アイキャッチ画像

2018(H30)年の取り組み

2018年がやってきました。新年は皆さんにもっと宮ザキ園に足を運んでもらえるようにする為に,岡崎かき氷街道という長期的な夏場のイベントや,恒例の満月茶会を準備しております。いずれも宮ザキ園単独でできるものではなく,また,宮ザキ園だけの行事でもありません。地域や関係者の皆様のご支援・ご協力を得て,宮崎地区,旧額田町,岡崎市,三河の地が活性化し,ながく住める場所となるよう取り組んでまいります。

また,もちろん今年も引き続き,海外展開を視野に入れ,さまざまな取り組みをします。大きな茶飲料メーカーや問屋,小売店の取り組みとは違い,産地問屋,中山間地の茶園ならではの取り組みを,粘り強く続けてまいります。

常にお客様に楽しんでいただける事のできるお茶事業者としてと邁進してまいりますので,本年もよろしくお願い致します。

2018(H30)年1月

宮ザキ園 6代目 茶師  梅村 篤志

2014年3月ニューヨークの展示会に参加した宮ザキ園6代目当主 梅村篤志

 

 

有機JAS認証

2017年09月12日,JAS有機加工食品(茶)の認定を受けました。
2017年09月12日,JAS有機加工食品(茶)の認定を受けました。

先日,有機認証についての勉強を報告しましたが,このたび,正式にJAS有機加工食品(お茶)に関する認定をいただきました。認定は,公益社団法人全国愛農会さんにおねがいして行っていただきました。

もともと宮ザキ園は,山の間を抜ける川沿いの道の左右に茶畑が点々とあるという中山間地に立地しています。お茶の大産地である静岡と同様,適度な温度差と湿気がある場所で,江戸時代からお茶の栽培が盛んでした。

しかし,平地や盆地,なだらかな丘陵地帯で大型の機械や設備を導入した大規模なお茶の栽培が盛んになり,そうした産地のお茶との差異化をはかりたいということで,宮ザキ園は,2006年,愛知県で初めて茶農家としてお茶の栽培・加工で有機認証を受けました。ただ,主な出荷先がJAなどへの卸売りであったため,せっかくの認証を活かしきれていないという面もありました。

6次産業化の事業認定の前後,宮ザキ園は自園から消費者や飲食店への直接販売へと大きく舵を切りました。自園の取り組みを直接,消費者に伝えることができ,また,他の大量生産されたお茶と混ざることのない流通過程を確保することで,あらためて,自園の独自性やこだわりを伝えやすくなる環境を整えることができました。

今後,宮ザキ園では,国内のみならず,海外市場販路開拓にも,この有機認証を活かしてまいります。すでに,ニューヨーク香港マレーシアなど,海外市場の販路開拓に着手しており,いずれの国・地域でも,宮ザキ園のお茶の味や香りのみならず,無農薬・有機栽培(Organic)というとりくみについても高く評価されてきました。生産量の拡大や,認知度の向上など,取り組むべきことはまだたくさんありますが,今後も,意欲的に当地岡崎市宮崎地区のお茶産業の振興に取り組んでまいります。

土と平和の祭典2016に参加してきました

昨日,日比谷公園で開催された土と平和の祭典2016に参加してきました。今年は第10回の開催,今年のテーマは「今が時代の転換点!」,まさに時代は『農的暮らし』の時代へ。とのことでした。以前,加藤登紀子さんとご一緒させていただいたことを報告しましたが,その加藤さんがこの祭典の世話人代表です。「加藤登紀子さんの夫であり、日本の有機農業運動の先駆的リーダーでもあった藤本敏夫さんの没後5周年の2007年に「 その遺志『農的幸福』を継ごう!」と、はじまった大地に感謝する収穫祭『土と平和の祭典』」(土と平和の祭典2016公式サイトより)とのことで,2006年の有機JAS認定から10年になる宮ザキ園としても,参加させていただいたことを非常に光栄に思います。

土と平和の祭典2016にて
土と平和の祭典2016にて

お昼からのステージでは加藤登紀子さんと,農についてトークセッション。農業や農のあるくらしについて,日頃思っていることを,お話させていただき,観客席からのご声援も受けながら,無事大役を果たさせていただきました。

土と平和の祭典に出店した宮ザキ園
土と平和の祭典に出店した宮ザキ園

岡崎市制100周年のアピールや縁のある商品のご紹介も
岡崎市制100周年のアピールや縁のある商品のご紹介も

また,ステージでのセッションの他に,宮ザキ園の商品や岡崎市制100周年のアピール,縁ある商品のご紹介なども行ってきました。

土と平和の祭典にはオーガニックやマクロビ,自然と健康を意識した外国人も多く,とても刺激になりました。土と平和の祭典は,『土から平和へ』というメッセージがあります。多様な人々が協力し社会をつくっていくことを,そしてその多様さ,協力し合うことが平和を創り出すことにつながる,そのためにできることを続けよう,とあらためて思う一日でした。

久しぶりの晴天で気持ちのいいイベント。皆様,ありがとうございました。

学生に戻ります!

愛農学園で有機認定講習会受講
愛農学園で有機認定講習会受講

三重県は伊賀の愛農学園で有機JAS格付講習。

現在,東海3県で有機JAS認定が取得できる組織は愛農さんだけだそうです。

宮ザキ園としてオーガニック需要対応も重要ですが、環境と健康についてみっちり勉強です。

愛知県下の茶農家としては初めて有機JASの認定を取得しました。

2006有機JAS認証
2006有機JAS認証

2006年12月27日,旧宮崎園(現宮ザキ園)は,愛知県内の茶農家としては初めて,有機JASの認定を取得しました。左の写真は,頂いた「有機農産物生産工程管理者認定書」です。

現在,日本国内では,有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し,認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。 この「有機JASマーク」がない農産物と農産物加工食品に「有機」や「オーガニック」などの名称の表示や,これと紛らわしい表示をつけることは法律で禁止されています。詳しくは, 農林水産省の「有機食品の検査認証制度のページ」をご参照ください。